福岡県福岡市の障害者支援施設の工房陶友です。陶器や絵葉書の販売、豆腐等の食品販売、陶芸教室も行っています。


障害者支援施設・工房陶友

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工房陶友について

工房陶友の活動をご紹介します。主に陶器の作品づくりと販売、紙すきから作る絵葉書の販売、豆腐などの食品販売を行っています。

工房陶友の活動紹介

陶芸

陶友の陶芸はそれぞれのやり方で、それぞれ自由につくる。
何ミリ単位まできちっと揃えた作品創りから、手作りの味わい深い作品創りまで。みんな得意な分野で精一杯仕事をしています。
各工程を、できるところから皆で参加。手仕事の味わいを大切にした、世界に一つしかない作品が出来上がります。

週2日開催の陶芸教室では生徒さんとおしゃべりしたり、教えあったり。
一緒に土をこね合いながら、心も練り合わせていく。
心が通じ、お互いが少しずつわかりあえる貴重な時間。
人に教えることで自信が持てる。心が幸せな気持ちでいっぱいになる。
みんな同じ人間。人とふれあう心地よさ。

作品には世界に一人しかいない自分が映し出される。力を合わせ、協力し合い、作品は生みだされていく。
不ぞろいのキャラがモクモクと粘土に向かい合う班です(6名)。
工房陶友陶器写真

紙漉き班

牛乳パックのリサイクルで仲間達の仕事づくりを。
牛乳パックを細かくちぎっていく。作業は決して早くはないけれど、自分のペースで丁寧に作業する。出来上がった葉書やカードには、オリジナルの切り絵を貼ったりもする。

のんびりそれぞれのペースで想い想いの「一枚」をつくっていく。
ゆっくりマイペースの班です(3名)。
工房陶友紙漉きハガキ;

食品班

食品班の朝は忙しい。その日に売る食品作りで、仲間同士声を掛け合いながらせっせと作業する。
11:30からはリヤカー担当が地域へ出発。「ト~フ~」懐かしいラッパの音とともにゆっくりリヤカーを引いていく。

仲間が玄関のチャイムを鳴らすのを待っていてくれるお客さん。「ちょっとまってー」と後ろから声をかけられることも。
「お久しぶりです。最近どうしてました?」お客さん同士が陶友のリヤカーを通し、交流をする事もあります。
「これはどうですか。」「おいし~いですよ。」お客さんとの楽しいやり取り。
「ありがとう」と笑顔で面と向かって言われる嬉しさ。働く喜びを実感!!

お客様からは、仲間のまっすぐぶつかっていくコミュニケーションに「人のぬくもりを感じられる」と好評。
ワイワイ元気な(にぎやかな)班です(6名)。
工房陶友 食品斑

常設の店舗

工房陶友店内写真 お客さんが陶友に直接買いに来る。
「なんか優しい感じがする」「あったかい作品だね」目の前で作品が評価され売れるときが一番うれしい。
自分が認められている。自分が誇りに思える。
「よ~しまたがんばって作るぞ!」
次の作品創りへのパワーが充電される。

年末恒例 陶友祭

工房を開放して展示即売。ステージでは歌に踊り・・・地域参加型で盛り上がる。
おでん、豚汁、ぜんざいetc。いろりにお酒もでる楽しい催し、交流の場。
もちろん最大の稼ぎの場でもある。

いろいろな体験

土曜日はクラブ活動と称した体験学習!ショッピングに行ったり、ボーリングに行ったり。
お昼はどこで食べようか。なかなか決まらないけれど、自分達で話し合ったことにそって行動できることが楽しい!その他、一泊旅行、展覧会に誕生会etc。
みんなで話し合いながら取り組んでいます。

出前交流「陶友通信」

月間「陶友通信」は陶友と読者を結ぶ絆。
仲間の様子、陶友の心と空気をコンパクトパッケージで出前します。「仲間がみえる。感じる。読むと元気が出てくる。」と好評。
仲間を中心に障害のこと、生きるということ、地域や社会のこと・・・。読者の皆さんと共に考え、交流を深めていきたいと考えています。

陶友通信のページはこちら>>

工房陶友 おいたちとあゆみ

・・・やきもの、おしえみちびく、のびる、たのしむ、よろこぶ
1992年 工房陶友OPEN!
(伝照寺さんのご好意で、墓場の隅にプレハブ小屋を建てさせていただきました!)
仲間5名、職員1名のスタート。ただ「働きたい」だけではなく、「好きな陶芸を続けたい」「年金と合わせたら自分で暮らせる給料を」が目標でした。
その後、仲間10名、職員3名へ。
しかし、プレハブ小屋は狭く、夏は蒸し風呂…。トイレはお寺のものを拝借。
運営も火の車!そこで分場(認可施設)化へと行動することに!!

作業環境の改善と財政問題の解決。より多くの仲間を受け止めるために・・・。
「自分らしく生きて、働きたい」仲間たちの願いは大きな共感を呼び、一年足らずで1,700万円の募金が寄せられました。
1995年春 1700万円の募金と仲間たちの作ったTシャツの売り上げ・借入金を合わせた総工費2700万円をかけ、木造工房が完成!
このときは仲間15名職員5名でスタート。給食もあり。住宅街に気持ちよく溶け込んだ、一見料亭風の作業所。
木造、しっくいの白壁、土間、いろり、展示場。風が通り抜け、光が差し込む。
自然に境界線がないように、人と人との間にも垣根はない。
そんな想いを形にした、人が生き生きできる工房ができあがった。

お客さんは増えたが、新しい仲間たちを十分に受けとめられず、下請け作業を取り入れたりと試行錯誤を繰り返す。仲間たちが安心して通えて参加できる作業所は…?
1997年 職員増で陶芸班と紙漉き班の2班体制へ。
和紙工場を見学したり、仲間と職員が試行錯誤の末、一年間、仲間達と向かい合う中、紙漉き班が軌道に乗る。
1998年春 和紙工房を増築。
少しづつ自信を深めた仲間達の「自分達の工房が欲しい」という声を原動力として、分場としての土台が完成する。分場工房陶友名実ともに新しい船出!!
2004年春 食品班誕生!
和紙工房を「町の豆腐屋さん」に改装。店舗販売を始めると同時に、揚げ豆腐、おからコロッケ、豆腐団子、野菜メニューも少しづつ広げて・・・。
昔懐かしい豆腐屋さんのラッパの音とともに、豆腐をリヤカーに乗せ、近所を回り売り歩く。この頃は、じっと座って黙々と作業するのが苦手で、おしゃべりしたくてたまらない仲間もいたんです!
この間、増築、改装のたびに、数百万円の募金で皆さんに応援していただきました。

もっと、一人ひとりの力が発揮でき、一人ひとりが生き生き参加できる仕事とは?それを追求し続けてきました。
2006年10月 「障害者自立支援法」の完全実施とともに、障害者の居場所は奪われつつあります。工房陶友では多くの署名集めや福岡市との懇談会等を通し、法律改善、応益負担撤廃のための活動を行ってきました。

工房仲間の自治会 規約


仲間達の多様な要求にもとづき、社会経験を豊かにし、社会参加をすすめる取り組みをすすめるため、
自分達で主体的に活動しようと、仲間の自治体をつくり活動をすすめています。
「規約」は、次の通り、何回も何回も話し合って決めました。
陶友仲間の自治会 規約はこちら>>

「なぜ、一ヶ月はたらいてもきゅうりょうのなかにめいさいしかはいっていないのでしょうか?」
これは利用額の一部負担増で給料がそっくり消えてしまう仲間の声です。
「仕事も、仲間もいる、大切な場所」それを守るために私たちは今後も活動を続けていきます。